シードピアノスクールでは、ピアノの上達だけではなく、子どもたちがこれからの時代を豊かに生きるための力を育むことを大切にしています。


シードピアノスクールで育む「7つの力」

①：「集中力」
ピアノは、楽譜を目で追い、両手・両足（ペダル）を動かし、音を耳で確認するという、複数の動作を同時に行う究極のマルチタスクです。この複雑な作業に集中し続けることで、「一つのことに深く取り組む力」だけでなく、「周囲に惑わされずに課題を遂行する力」が著しく向上します。

②「暗記力」
数多くの音符や記号を記憶し、それを瞬時に指先に伝える訓練は、脳の「考える机（ワーキングメモリ）」を大きく広げます。この記憶容量と処理速度の向上は、学校の勉強や新しい知識・スキルを学ぶ際の理解力、応用力を高める土台となります。

③「リズム感」
リズム感を養うことは、音楽的な感性だけでなく、言語能力にも良い影響を与えます。外国語を聞く際、歌のような「言葉の抑揚（イントネーション）」や「強弱」を正確に捉える力がつくため、リスニング力の向上や、より自然な発音・会話の上達に繋がります。

④「想像力」
「この曲はどんな情景？」「主人公はどんな気持ち？」と、楽曲から物語を想像する過程は、お子様の共感力と創造性を深めます。楽譜に書かれていない世界を頭の中で自由に描く習慣が、感受性豊かで心の優しい子どもに育てます。

⑤「協調性」
合唱の伴奏や連弾（二人で一緒に弾く）は、相手の音や表情を察しながら演奏のタイミングや強さを調整する訓練です。言葉に頼らず、「音と目線だけで気持ちを伝え合う」という経験は、集団生活や将来の仕事において不可欠な協調性・チームワークを育みます。

⑥「持続力」
ピアノは「毎日少しずつでも練習を続けること」が上達への鍵となります。すぐに結果が出なくても、目標に向かって日々の努力を積み重ねる大切さを体感します。この「大変でもやり抜く力」は、困難に立ち向かう強い精神力と、自己肯定感を育みます。

⑦「表現力」
楽しい、悲しい、情熱的、といった様々な感情を、音の強弱や速度、タッチの変化として表現します。これにより、自分の複雑な内面を外に向けて豊かに表現する力が身につきます。自己表現が上手になることは、コミュニケーションを円滑にし、子どもの人間関係を豊かにします。